世界的な視覚障碍者の増加予測
近代科学の恩恵により、世界全体での人口は増加傾向です。高齢者の人口もそれと軌を一にしています。老化や疾病からの視覚障碍者の数は、全世界的に急増するとの予測がされています。
英アングリア・ラスキン大学の研究チームが188国のデータを分析した結果、中程度から重度の視覚障碍者は、現在2億人以上と推測され、2050年までに5億5,000万人以上に増加するとの見通しが示されました。
※出典:英医学誌ランセット・グローバル・ヘルス
近代、視覚障碍者の社会進出に貢献したのは盲導犬でした。しかし盲導犬の育成・教育には多大な時間と労力がかかります。盲導犬に代わり、視覚障碍者の“目”となる画期的なテクノロジー機器の導入が急務といえます。
—当社のGPS関連技術の応用により、目の不自由な方々が、盲導犬に頼ることなく、ストレスもなく、安全かつ自由に行動ができれば、どんなに素晴らしいことか…
そのような想いから、弊社独自の技術とノウハウを活かして開発されたのが、最先端の人工知能を搭載したGPS機能付き超高性能白杖「AI CANE」です。
AI CANEの機能、システム一覧
- 高性能GPS+RFビーコン・カメラシステム、Bluetooth、AI対応ナビゲーションシステム
- バイブレーターによる危険回避システム
- 24時間サポートセンター接続(お出かけの時のほか、くらし全般をサポート)
- 交通アクセスサポート(オプション)
- バイタルデータリンク(オプション)
- 緊急コール(事前登録アクセスへ)
さきほども述べたとおり、世界的に視覚障碍者数の顕著な増加が予測されていることから、 このような、超高性能な歩行(のみにとどまらず生活全般にわたる)サポート製品は、近未来において、多くの需要が見込まれるものと考えています。
さらに、視覚障碍者だけでなく、杖が必要な年輩の方にとっても、心強いサポートシステムになり得る機能を備えています。
つまり、高齢化が進行しつつある世界において、誰にとっても安全・安心な生活のために大いに役立つツールになるのです。
このような予測に基づき、「チアサポ」を活用しつつ、AI CANEの世界各国への普及を目指します。